植林事業

ファルカタで地球環境保護。
暮らしの中へファルカタを。

ファルカタの苗木は、わずか7~8年という短い期間で直径40~50cmの巨木へと生長し大きな森林を形成します。森はCO2を吸収・固定し、酸素を作り環境を整えます。

生長し伐採された原料はCO2を樹木内に固定したままいろいろな製品にカタチを変え、私たちの暮らしの中へ。 これは地球温暖化防止にもつながるシステムでもあり、循環する農耕型の植林事業は貴重な森林資源を枯渇させることもなく、 自然へのダメージの極めて少ない形態です。私たちが推進するファルカタ植林は、地球環境保護・保全の意味でもサステナブルな発想のシステムだと考えます。

自然と人との限りなく豊かなバランスを叶える。
小さなファルカタの芽には、環境を改良する大きな力と可能性が秘められています。

ECO-RING SYSTEM

約7年で製品化が可能になるファルカタの特性を活かし、7年周期で植樹~収穫を繰り返す、
循環農耕型の植林事業 ECO-RING SYSTEM を構築中。

当社は、森林環境に大きく関わる事業形態から、CSR(企業の社会的責任)の一環として、未来につながるエコロジカルな発想で、循環農耕型の植林事業「ECO - RING SYSTEM」に取り組んでいます。 2006年よりインドネシアの休閑地を活用してマメ科の早成樹ファルカタの特長を活かした植林事業を開始いたしました。 資源の安定確保・価格の安定化、現地での雇用創出など多くの効果はもとより、地球温暖化防止・環境保全にもつながるエコロジカル&サステナブルな効果的システムです。 自然へのダメージも少なく貴重な森林資源を枯渇させることなく、自然と人との限りなく豊かなバランスを叶えていきます。

ECO-RING SYSTEMによるCO2削減効果

植林木は成熟するとCO2の吸収が鈍化します。森がCO2を吸収し続けるためには成熟した樹木を伐採し、新たな植林を繰り返すことが効果的です。 またCO2を樹木の中に固定化している木材を住宅や家具として、私たちの暮らしの中に保存していくのもエコロジカルな発想のスタイルです。 ファルカタはCO2の削減効果も高く地球環境の改善にも役立っています。

■当社既存植林地がフルに効果を発揮した場合のCO2削減効果

年間CO2吸収量=ファルカタ16トン/ha×19ha=304t/年
1本当たりの年間CO2吸収量=304,000kg÷21,300本=15.7kg/年

※ファルカタ:1ha当たり16トンで算出
※1ha当たり平均1,121本×19ha≒21,300本で算出
※樹木の成長度合は様々な状態です。

植林地の変遷と
今後のビジョン

[第1フェーズ]
2006年、インドネシア・カリマンタン中部の休閑地を活用し、試験的に運用を開始しました。
[第2フェーズ]
2009年より、インドネシア・東部ジャワの「バナラン」「ジョンボック」「ルマジャン」を3拠点として、植林事業を推進中。 第1・第2フェーズ合計、延べ約30.6haの休閑地を開墾から始め、苗の植付けを完了。現在も順調な成育状況で、環境管理の維持に努めています。 第3フェーズ以降は、さらに拡げる運用を計画中です。
[第3フェーズ]
第2フェーズ完了までは、様々な課題へのテスト運用期間と定め現状規模の面積で調査を続行します。 その結果判断を受け、第3フェーズ以降は当社の年間生産量のすべてをまかなえる55ha分の新規植林にトライし、 完全自社生産による原材料調達のシステムを構築する体制に移行します。
[第4フェーズ]
更なる安定生産と森林環境整備を図るために、ファルカタ以外の樹種や、その他の作物育成についての試験運用も含め、 最終的には自然環境に近い植林形態を目指し拡大化していきます。

バナラン植林地

植林開始:2009年6月
面積:12.3ha
ファルカタ14,640本
クランパヤン1,181本

スラバヤ市街から車で約4時間余り。標高230m。長閑な田園風景の中にあり、ジャワ島内最大の植林地です。

ジョンボック植林地

植林開始:2011年10月
面積:8ha
ファルカタ1,483本
クランパヤン4,866本

自然の豊かな山間部にあります。自社所有の植林地に、主にクランパヤンを植樹しています。

バトゥ植林地

植林開始:2009年7月
面積:0.5ha
ファルカタ553本
クランパヤン56本

寺院に併設された土地を借用し、地域住民と共に開墾・植樹を行ない育成管理面で、現地での雇用も創出しています。

ルマジャン植林地

植林開始:2011年1月
面積:9.8ha
ファルカタ4,622本
クランパヤン1,606本

ルマジャン工場敷地内にあります。今後も工場周辺に植林地を増やし、安定した原材料調達を図る予定です。

植林一貫生産体制
(ECO-RING Management)

種を蒔き、森を育てて収穫する。その原材料で部材製品を作り、収納製品やシステムプランを開発する。
そして販売から配送までの全てを自社の管理・運営で行う独自の植林一貫生産体制(ECO-RING Management)を構築中です。

グループ会社のPT.NANKAI INDONESIAを拠点とし、植林運営・原材料調達・一次加工をルマジャン工場で行い、 二次加工をスラバヤのグレシック工場で行うという、種蒔きから二次加工プロセスまでのプロダクトラインが構築されます。 その後、日本での三次加工・販売活動・輸送業務とつながります。

01.植林運営~収穫

インドネシア ジャワ島内 植林地

グループ会社のPT. NANKAI INDONESIAが主体となり原料生産からの完全一貫体制の基となる植林事業を推進しています。



02.一次加工:ファルカタ集成材

インドネシア ルマジャン工場

2012年5月に新設されたルマジャン工場。主に一次加工までを行います。製品の原材料となるベアコア(ファルカタ集成材)を生産します。 生産量倍増を目的に増設した第2製造棟が2014年9月より本格稼動。 今後は第3・第4製造棟の建設も計画中です。最終的には全て自社生産分のベアコアでの製造を目指しています。

03.二次加工:部材製品

インドネシア スラバヤ グレシック工場
香川県高松市 朝日新町保税倉庫

ルマジャン工場で製造されたベアコアの二次加工を行ないアートランバーなどの部材製品に仕上げます。 エッジ貼り加工・ダボ穴加工など高い技術力でジャパンクオリティな製品造りを実践しています。
完成した製品は、韓国・釜山経由で香川県高松市にある弊社の朝日新町保税倉庫に着きます。

04.収納プラン製品化・配送

香川県さぬき市 志度工場
香川県さぬき市 物流センター

志度工場では、インドネシアから輸入された部材製品や原材料を加工・製造しています。
インドネシア工場や志度工場で生産された製品は物流センターに集荷され 一部製品は特注加工・セット梱包が施され全国のお客様の元へ配送されます。 生産~配送までの一貫した管理を行っています。

植林地レポート

2006年よりインドネシアの休閑地を活用してスタートしたファルカタ植林事業。カリマンタン島から始まり、2009年からはグレシック工場・ルマジャン工場のあるジャワ島内での植林に力を入れています。 ここではバナラン植林地のファルカタの生長の様子をご紹介します。

2009年6月に種付けしたファルカタは、2010年2月には順調に生育し平均して2.5m程の樹高になりました。
バナラン地区植林地は、当初計画の10haから、ECO-RINGプロジェクトに賛同した地域住民の土地に新たに植林を続け、現在12haに拡大しています。

2009年11月に植樹したファルカタの苗は、2010年2月には順調に生育し平均して2.5m程の樹高になりました。
更に2010年7月には、大きいもので樹高5m以上にまで生長。
2010年10月までには樹高8mを超え、小さな雑木林を形成し始めました。

順調に成長するファルカタの森。2011年1月には大きいもので樹高10mに。
2011年6月には樹高12m以上になり、幹も大きく生長しました。
2012年12月、樹高16m近くまで生長。驚異的な生長で、種付けから4年足らずで大きな森を形成するまでに至りました。

さらに生長を続け、樹高は18m、幹は大きなもので直径27cm程になりました。