仕事について
製品に求められる「性能」を考えて、それに合わせた試験を行う仕事です。例えば、天井製品は手で触れないから傷のつきにくさはあまり必要ではないですが、床製品は手や足で触れるから気を付けないといけません。収納製品は、それに加えて耐荷重性能も必要になってきます。品質管理では「試験を行う」だけでなく、そもそも「どういう試験をするか」を考えることが重要なんです。
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M.O
香川大学 農学部 応用生物化学科 2017年卒業
製品に求められる「性能」を考えて、それに合わせた試験を行う仕事です。例えば、天井製品は手で触れないから傷のつきにくさはあまり必要ではないですが、床製品は手や足で触れるから気を付けないといけません。収納製品は、それに加えて耐荷重性能も必要になってきます。品質管理では「試験を行う」だけでなく、そもそも「どういう試験をするか」を考えることが重要なんです。
やはり、携わった製品がリリースされた時には達成感を感じますね。特に印象深いのが「ステンラダー棚受」という製品です。当時は社内でも前例のない仕様の製品だったので、どういう試験をしたら品質を評価できるのかが分からず、「何Kgの重さに耐えられるか」「どういったプランをカタログに載せるか」も決められませんでした。公的規格を調べても良い方法が見つからず難航しましたが、上司や開発部門とも一緒になって考え、試験を進めていきました。全社会議で無事に承認が出た瞬間はとても嬉しかったです。また近頃は、「製造工程内の不良防止」という新たな取り組みにも挑戦しています。これにより製品の品質が良くなるだけでなく、再加工や検品といった作業が削減され、生産効率もアップできます。今後はこういった品質管理の「根幹」に向き合う仕事にも力を注いでいきたいですね。
「名脇役」です。製造業の主役はやはり、モノをつくる生産部署やそれを売る営業部署であって、品質管理といった設計部署は脇役だと思っています。ですが、品質管理なしで良い製品をお客様に届けることはできません。物語の主役ではないけれど、なくてはならない存在として、「お客様と、モノを作る人・売る人のために」ということを心がけながら仕事をしています。
07:00
メールチェック、スケジュール確認
09:00
10:00
打ち合わせ
11:00
資料作り
12:00
昼食
13:00
14:00
品質検査開始(物性試験2時間)
15:00
16:00
品質検査開始(荷重試験2時間)
17:00
次の日の予定やメール確認し、退勤