バナラン植林地
クディリ県カンダガン郡バナラン村
弊社がジャワ島で最初に展開した植林地。
仕事を求め都会に出ていく若者たちが多く、半休耕地の様になった土地を村人達から10年間借地して植林を行っております。

施肥・植栽・下草刈り・枝打ち等の管理作業や伐採作業は土地所有者を優先に近隣住民を雇用。
村落では、殆ど働き口が無い中で雇用創出の機会になっております。

この植林地は2期目を迎え、これまでの経験を活かし3×4mと植栽間隔を広く取り、植林を行っております。一部のエリアは、第1期目伐採後の切り株を活用し、萌芽により成長を促したものがあり、僅か6年半で直径が50㎝を超えているものがあります。
2019年第2期を開始した植林地
萌芽により成長させ、僅か4年で直径30㎝を超えたファルカタ
ジョンボック植林地
マラン県ナンタン郡ジョンボック村
PT.NANKAI INDONESIAが所有する自社植林地。
当初はバナラン村植林地と同様に地域住民の雇用創出を考え、植林管理作業に地域住民を雇用し、取り組んで参りました。

第2期植林を開始する際に、地域住民より植林地の植栽間を利用して耕作がしたいとの申し出があり、近隣住民約50世帯に植林地を開放し、アグロフォレストリーを実施しております。

ファルカタ苗木を植林後、1~2mの低木期は唐辛子、エシャロット、ニンニク、落花生等を植え、更にファルカタが成長してくるとトウモロコシを植えていました。樹高が4mを超えた頃から、飼料作物のナピアグラスを植え、住民達の収入源になっております。現在は多くの木が樹高10mを超え、多くの住民がナピアグラスを植えております。
2019年第2期を開始した植林地
植栽間に耕作されたエシャロット
植栽間に耕作された落花生とトウモロコシ
植栽間に耕作されたナピアグラス
ルマジャン植林地
ルマジャン県チャンディプロ郡スンブルウル村
PT.NANKAI INDONESIAが所有する自社植林。

弊社の集成材工場のあるルマジャン工場内に併設されております。

ファルカタはジャワ島においては、中部ジャワから東のインド洋側に多く植えられており、特にルマジャン県は、ファルカタ材の一大産地となっております。

当植林地はファルカタだけでなく、クランパヤンも多く植林しており、弊社植林地においても肥沃な土地で、樹木の生長の最も良い植林地です。スンブルウル植林地も2期目の植林が開始されています。

植林事業

ファルカタで地球環境保護。
暮らしの中へファルカタを。

ファルカタの苗木は、わずか7～8年という短い期間で直径40～50cmの巨木へと生長し大きな森林を形成します。森はCO2を吸収・固定し、酸素を作り環境を整えます。

生長し伐採された原料はCO2を樹木内に固定したままいろいろな製品にカタチを変え、私たちの暮らしの中へ。 これは地球温暖化防止にもつながるシステムでもあり、循環する農耕型の植林事業は貴重な森林資源を枯渇させることもなく、 自然へのダメージの極めて少ない形態です。私たちが推進するファルカタ植林は、地球環境保護・保全の意味でもサステナブルな発想のシステムだと考えます。

自然と人との限りなく豊かなバランスを叶える。
小さなファルカタの芽には、環境を改良する大きな力と可能性が秘められています。

サステナブルな製品の生産を目指して植林事業を展開しています

この1㎝にも満たない小さなファルカタの種には環境を改良する大きな力と可能性が秘められています。ファルカタの森は生態系を復元し、地球環境を豊かにします。

早成樹ファルカタは7～8年で直径40～50㎝にまで生長し、休閑地だった土地に、やがて大きな森を形成します。ファルカタはCO2吸収力が高く、樹木内に多くのCO2を固定化し削減します。
地球温暖化対策にも効果的な樹種です。

ファルカタの種子

ファルカタの苗木

ファルカタの成木

ファルカタ

学名：Albizzia falcataria
原産地は、東南アジアのマルク諸島、ニューブリテン及びソロモンに分布しているマメ科樹木。
市場名はファルカタやアルバシア、インドネシアではセンゴンと呼ばれております。

インドネシアでは、合板や家具用集成材の原材料として、広く認知されており、中部ジャワより東側のインド洋側で特に植林されており、農民が畑の周囲や休耕地で植林をしており換金作物としての地位を確立しております。

インドネシア ジャワ島内 植林地・立地図

バナラン植林地
クディリ県カンダガン郡バナラン村植林地
2009年9月より植林
近隣住民から借地して植林を展開。
面積：9.8ha
2019年8月より2期目植林を開始。
現在植栽本数：ファルカタ7,178本 クランパヤン51本
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ジョンボック植林地
マラン県ナンタン郡ジョンボック村
2011年10月より植林
土地を購入し植林を展開
面積：8.3ha
2019年2月より2期目植林を開始。
現在植栽本数：ファルカタ4,774本
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ルマジャン植林地
ルマジャン県チャンディプロ郡スンブルウル村
2022年より2期目植林を開始。
自社工場に併設された植林地。
面積：10.2ha
現在植栽本数：ファルカタ1,154本 クランパヤン2,388本
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NP ROLPINの取り組みについて

フランスの子会社、NP ROLPINにおいて、森林保護などの環境問題への取り組みを行っています。

・NP ROLPINが提供するすべての製品は、PEFCブランドの認証を取得しています。PEFC規格は、森林の生物多様性を維持するための認証です。
・世界中の森林の持続可能な経営を推進しています。植林キャンペーンを通じて、その活動に関連する森林資源の減少を補っています。

※木材製品は、そのライフサイクルを通じて、成長段階の間、炭素保持を継続します。1立方メートルの木材は、1トンの炭素を貯蔵すると考えられています。
また、木材製品は、特にパネル、紙、または燃料産業において、寿命の終わりにリサイクルまたは回収することが可能です。
森の中では何も失われず、すべてが循環します!

NP ROLPINは、2020年から非営利団体「Plantations pour lavenir」に寄付を行っています。
同団体への寄付を通じて、植林支援、植林の啓発・指導、気候変動、環境保護、木材産業の持続に関する研究開発に貢献しています。

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PEFC認証

Plantations pour lavenir

2020 年以降、NP-RolpinがPlant for the Futureアクションを通じて行った寄付は、以下のとおり環境保護に貢献しています。